【早めに病院に行こう!】不妊治療のすすめ

出産

こんにちわ、はらぺこママです( ̄^ ̄)ゞ

 

みなさん、不妊治療について、調べたり、考えたりしたことはありますか?

私は34歳で結婚したのですが、年齢的にもなるべく早めに子供が欲しいと思っていました。

それは、主人も同じ考えでした。

すぐに妊娠できるかどうかは、正直試してみないと分かりません。

 

今日は、実際に私が行なった・体験したことをお伝えしたいと思います😄

3ヶ月自然妊娠しなかったら病院へ!

実はこの半年くらい前に流産を経験しています。

毎月生理がきちんと来るタイプだったので、妊娠には結構すぐ気付きました。

その時は9週目あたりで赤ちゃんの成長が止まってしまい、

残念な結果となりました😢

めちゃくちゃ落ち込みました。。

 

今回もまずは自然妊娠を試みました。

年齢的にあまり時間をかけるのも嫌だったので、自分で「3ヶ月」と期間を決めました。

3ヶ月ということは、排卵が3回はあるはずなので、妊娠のチャンスも3回あると思います。

この期間に妊娠しなければ、流産の経験もあるし、

一度検査も兼ねて病院へ行くことにしました。

自分たちのタイミングが間違っているかもしれないし、

または何か妊娠しづらい病気が潜んでいるかもしれないし・・・。

悩んでいるよりも病院に行った方がスッキリすると思います🤗

 

実際、私たち夫婦はこの3ヶ月の間に妊娠は叶いませんでした(汗)

なので、病院に行くことになりました🏥

いざ病院へ

不妊治療を専門に扱っている病院はあまり多くはないので、病院選びは割とスムーズでした。

もし本格的に不妊治療を行うとなると、病院に行く機会も増えるので、

なるべく近い病院を選びました。

また、口コミも大事です!

口コミは患者さんの生の声なので、私は結構重視しました。

 

病院へは、とりあえず私ひとりで行きました。

とても混んでいたことに驚きでした💦

不妊に関することでこんなに治療している方がいるなんて・・・とてもびっくりしました。

そして逆に「私だけじゃないんだ」とひとり勝手に勇気付けられていました🤗

まずは問診と診察

まずは先生とお話しました。

病院に来た経緯と、これからの私たち夫婦の希望などをお話し、

現在の私の身体の状態などを診てもらいました。

この段階では特に異常はなく、これから妊娠に向けて色々な検査が行われることとなります。

タイミング法

検査と同時に、まず最初に試すよう言われたのがタイミング法。

排卵日の3日前くらいから性交渉を持つと妊娠の可能性がかなり高まると言われました。

自分で排卵日を予測することは結構難しいです😰

 

病院からは毎日「基礎体温」を付けるよう言われました。

基礎体温を毎日測ることによっておおよその排卵日が「この辺かな?」と分かるのです。

この基礎体温と、病院で超音波検査で卵胞の成熟具合を診てもらい、

さらに血液検査で体内のホルモン数値を確認して、

大体の排卵日を算出してその前後に性交渉を行うよう指示されます。

タイミング法については、3ヶ月程試みました。

 

タイミング法を試しても妊娠しなかった場合は、

人工授精→体外受精へとステップアップしていくことになります。

ここでちょっと違いを説明しますね!

人工授精

男性から採取した精液から精子を回収し、妊娠しやすい期間に子宮内に注入し、

妊娠を試みます。

人工授精をしたからと言って必ず受精すると言った確約はないので、

複数回行う必要があることを事前に知っておくことが重要です。

一般的に5〜6回人工授精を行って妊娠しない場合は、「体外受精」や「顕微授精」

を勧めるお医者さんが多いそうです。

体外受精・顕微授精

体外受精・顕微授精ともに、卵巣から卵子を取り出し、

卵子を完全に成熟させるための培養を行います。

体外受精は、精液から回収した精子を、卵子の入っている培養液の中に加えて受精するのを待つ方法です。

顕微授精は、細い針を使って精子を卵子の中に直接注入します。

精子の数が少ない場合や、体外受精では授精できない場合に行われます。

その後どちらの治療の場合も、「受精卵」を育てるために数日間培養を行って、

妊娠しやすい「胚盤胞」と呼ばれる着床前の状態になったところで、

子宮の中に戻す「胚移植」を行います。

実際に行った検査

ホルモン検査

女性は排卵の周期によって作用するホルモンが違うので、月経周期である約1ヶ月の間に、

2〜3回血液検査を行います。

病院に通い始めの頃は、行く度に血液検査をしていた記憶がありますε-(´∀`; )

注射嫌いな方はちょっと我慢が必要です。

子宮頸がん検査

子宮の入り口部分(=頸部)から発生するがんで、

20〜30代前半の若年層で増加傾向にあります。

がんの早期発見だけでなく、がんになる前の状態で発見することも可能です。

早期発見で、100%の治癒も期待できます。

きちんと治せばその後の妊娠・出産が可能な場合も多いので、大切な検査です。

超音波検査

膣内に装置を挿入して子宮や卵巣の状態を画面上で確認します。

これによって様々な異常(子宮筋腫・子宮腺筋症・卵巣嚢腫etc.)を診断することができます。

また卵胞の発育状態も確認します。排卵日が近づくと卵胞が成熟します。

AMH検査

最近の不妊専用クリニックで最も実施されている検査が、このAMH検査です。

AMHとはアンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)のことで、

AMH値を調べることによって「卵巣に残っている卵の数」を知ることができるのです。

AMH値が示すのは、あくまで卵子の在庫の目安であって、その卵の質の良さや、

順調に育つかどうかは年齢に一番相関します。

また、若いからといってAMH値が高いとは限りません。

毎月排卵していくため、年齢が高くなれば残された卵子の数は減っていきます。

卵子は減る一方で、増えることはありません。

しかし、残っている卵の数についてはかなり個人差があるため、

20代でもAMH値が低い方もいます。

このAMH値によって、今後の治療方針が決まることもあります。

子宮卵管造影検査

生理の10日目までに行う検査です。

膣からカテーテルを使って造影剤を流し入れて、卵管から腹腔内に拡散していく

様子を調べます。

造影剤が十分に拡散しない場合は、卵管の動きが悪い、卵管周辺に癒着が起こっている可能性があり、

自然妊娠が難しい場合があります。

 

ちなみに検査は2日間にわたって行われるので、予定を空けておく必要があります。

また、私的には造影剤を流す瞬間、下腹部辺りが結構重くなって、

一瞬気持ち悪くなりました( ̄▽ ̄;)

 

この検査をすると、卵管の掃除になるらしく、検査後約3ヶ月は妊娠率が高くなるそうです。

実際私が妊娠したのも、この検査の直後でした✨

精液検査(男性が行うものです)

2〜3日の禁欲期間をおいて、自宅で精液を採取して、専用容器に入れて持参します。

または、クリニックの採精室で採取します。

検査では、精子の量・精子の数・精子の運動率・精子の正常形態率などを調べます。

WHO(世界保険機構)の基準値を参考に判断されます。

先生の見解

診断結果は以下のようなものでした。

子宮や卵巣の状態は良い

超音波検査や子宮卵管造影検査によって、特に異常は見られませんでした。

卵管の動きも良く、妊娠には特に問題ないとのことでした。

ホルモン数値も良い

月経周期がきちんとしており、排卵も行われて、ホルモンの値も相関して変化しているので、

こちらも正常でした。

卵子の残数が平均以下

AMH検査によって判明しましたが、私は30代ですが、30代平均の数値を下回っていました。

先生曰く、40代前半の数値だそうです💦

「毎月の排卵がもったいない」と言われました。

卵子の質は30代でも、卵子の残数が少なければ、時間の経過と共にどんどん

妊娠の機会が失われます。

タイミング法もそこそこで切り上げ、人工授精に進むことを勧められました。

主人の精子にも問題が

精液検査にて、精子の量や精子の運動率は正常でしたが、精子の数がWHOの基準から

かなりかけ離れていました😿

自然妊娠の確率が下がる原因の一つですね。

病院に通うときの注意

病院に通ってみて、いくつか注意した方が良い点がありました。

通うのが大変です

女性は排卵の周期によって作用するホルモンが違うため、

病院側からある程度指定された日に病院に行かなくてはなりません。

私は結婚を機に仕事を辞めて時間がたっぷりとあったため、

柔軟に対応できました。

通常の病院と違って、自分が行きたいときに行ける訳ではありません。

仕事をされている方は、きっと日程の調整が大変だと思います💦

事前に勤務先の会社へ相談する必要があるかもしれません。

結構お金がかかります

毎回様々な検査を行うので、結構費用がかさみます。

不妊治療は、まだまだ保険適用ではないものが多いので、多少の覚悟は必要です。

実際私たち夫婦は不妊治療目前で終わったわけですが、それでも結構お金がかかりました。

精神的プレッシャー

皆さん妊娠を夢見て病院に通うと思うのですが、

何か妊娠を邪魔する原因が見つかった、などで中々妊娠できない状態が続くと、

精神的にとてもダメージを受けます。

病院の受付に「今月は◯◯人が妊娠しました!」とカウント票が飾ってあるのですが、

それを見る度に凹んでいました。。

自分もいつかこのカウント票に1追加できるのか・・・

といつも気にしていました。(結果1追加できたんですけどねww)

中々難しいかもしれませんが、少し気を抜いて、楽観的になった方が良いです♪

私は病院が終わったら、その足でよくショッピングしていました(笑)

このくらいの息抜きが必要です!

病院に通って良かったこと

逆に病院に通って良かったことの方が大きいです。

今の自分の状態が分かる

私は卵子の残数が平均値以下だったのですが、これは検査しないと絶対分からなかったことです。

また主人の精子の数が少ないことも分かりました。

この2点が判明したことは私たち夫婦にとって、とても大きな成果でした。

気持ち的に楽になる

確かに精神的なプレッシャーはありましたが、

その反面、病院に全てお任せする気持ちにもなり、心がスーッと楽にもなりました。

院長先生から「絶対お母さんにしてあげるからね!」ととても心強い言葉を頂き、

流産経験者の一人としては、本当に涙が出てきました😭

妊娠が分かった時は、先生の前で大泣きしましたけどね(笑)

妊活ライフを有効に過ごせる

その時の身体の状態によって、先生が的確に指示してくれるので、

無駄に毎日を過ごすことが無くなります。

「この週は妊娠しやすいので頑張りましょう!」

「もうすぐ排卵がありそうなので、排卵痛があるかもしれません」

などアドバイスがもらえます。

自分で判断するよりも良いことがいっぱいです。

婦人科系の病気に気付くことができる

前述した通り、実際の不妊治療に入る前にありとあらゆる検査を行います。

そこで異常があれば、まずはその病気の治療が優先されます。

30数年間生きてきて、初めてこんなに婦人科系の検査をしました。

定期的な検査は必要ですが、今のところは安心です。

妊娠は奇跡

不妊治療に向けて、タイミング法を続けながら、全ての検査を受けました。

「次生理が来たら人工授精を行うので、ご主人と来院してください」と言われ、

次の生理が来るのをドキドキ不安いっぱいで待ってました。

 

そして、なんと!!

妊娠したのです✨ギリギリ自然妊娠でした!!

私は人工授精を覚悟していました。というか夫婦揃ってやるつもりでした。

一度の流産の経験から、ちゃんと育ってくれるか生きた心地がしなかったのですが、

なんとか安定期を迎え、出産に至りました👶

前回の流産が嘘だったかのように、順調に妊娠期間の10ヶ月間を過ごすことができました!

 

現代の医療では、個々に合わせた様々な治療があります。

悩んでいるのはあなただけではありません!!

ちなみに、私は2人目を希望しているので、

また期限を設けて、自然妊娠しなければ、すぐに病院に行こうと思ってます。
(コロナが落ち着いてからですけど・・・)

諦めずに、現状を知る意味も含めて、まずは病院に行ってみましょう♪

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