【母乳育児】急に出なくなった、私の母乳のお話

出産

こんにちわ、はらぺこママです(๑・̑◡・̑๑)

 

今回は母乳育児のお話です🍼

私は娘を生後6ヶ月まで完母で育てました。

母乳育児は結構順調で、娘も小さく生まれた割にはよく飲んでくれましたと思います。

そんな順調だったはずが・・・

急に状況が一転したのです・・・😫

順調な母乳育児

娘は小さく生まれたため、おっぱいを吸う力が弱くて、

最初の1ヶ月は中々母乳育児が上手くいきませんでした。

「上手く飲めない→おっぱいが張る」の繰り返しで、

搾乳器で搾乳していたものを哺乳瓶であげていました🍼

”赤ちゃんはおっぱいを飲むもの”と思っていたので、

出産後、最初の驚きでした。

 

その後、生後1ヶ月頃になって、急に直接おっぱいを吸ってくれるようになりました✨

病院の先生から「もう少し大きくなったら自然と飲めるようになるから」と言われて

いたため、いつなのかな〜と思ってましたが、ようやくこの日が来たのです!

おっぱいを吸う姿は本当にかわいくて、いつまででも見てられました🧡

元々そんなに量は出る方ではなかったので、2〜3時間おきの頻回授乳を心掛けました。

頻回授乳を維持するのはとても大変で、外出先でもまず授乳室を探しました。

でも娘は順調に母乳を飲んでくれていたので、私も頑張れました(*´∇`*)✨

差し乳と溜まり乳について

妊娠・出産をすると耳にする方も少なくないと思います。

ともに医学用語ではなく、母乳の状態を指す言葉として用いられます。

ここでちょっと解説したいと思います✋

差し乳とは

差し乳とは、以下のような状態のことを言います。

・普段からおっぱいがあまり張らない
・授乳の間隔が空いても、おっぱいはあまり張らない
・赤ちゃんにおっぱいを吸わせたときに張ってきた感覚がある
・搾乳しても少量しか取れない

 

ちなみに私は多分差し乳でした!

授乳の間隔が空くとさすがに張りましたが、赤ちゃんにおっぱいを吸わせて5分以内くらいに、

おっぱいの内側から母乳が押し出されるようなツーンとした感覚(オキシトシン反射)

があり、娘がゴクゴクと音を立てて飲んでいました。

その後3〜4分で片方のみ終わり、もう片方も同じようにオキシトシン反射が起こっていました。

オキシトシン反射とは・・・
赤ちゃんにおっぱいを吸われたり、赤ちゃんとスキンシップをすることによって「オキシトシン」というホルモンが体内で多く分泌されます。
このオキシトシンにはおっぱいの筋肉を収縮させる働きがあり、これにより、母乳が排出されることを言います。
十分な母乳量があってもこのオキシトシン反射が起こらないと、母乳は出にくくなります。

溜まり乳とは

逆に溜まり乳とは以下のような状態のことを言います。

・おっぱいが常に張っている
・授乳の間隔が空くと、おっぱいがカチカチになってしまう
・脂っこいものや高カロリーなものを食べるとおっぱいが詰まりやすい
・搾乳すると一定量が取れる

 

親戚におそらく溜まり乳の方がいて、

油断するとポタポタと母乳が垂れて洋服が濡れてしまっていました。

どちらが良いの!?

差し乳・溜まり乳、それぞれにメリットとデメリットがあります。

差し乳のメリット

・おっぱいが詰まりにくいため、乳腺炎になりづらい

・おっぱいがにじんで出てくることがあまりないため、母乳パッドいらずの方も

差し乳のデメリット

・搾乳しても量が取れない
→どうしても誰かに預けなければいけない場合、量が取れなければミルクを足す必要があるが、普段ミルクの味に慣れていないため拒否する赤ちゃんも
→結局預けられないので出掛けられない

・あまり張らないために、母乳が溜まった感覚をあまり得られず、母乳が足りていないかと心配になる(実際は足りていることがほとんどのようです)

・赤ちゃんにおっぱいを吸われても出てくるのに少し時間がかかる

・ストレスなどを感じるとオキシトシン反射が起こりづらくなり、母乳も出にくくなる

溜まり乳のメリット

・母乳が溜まった感覚が常にあるため、母乳が足りていないという心配が少ない

・搾乳すると一定量が取れるので、誰かに預ける必要がある場合は、ミルクを足さなくて良い

・赤ちゃんにおっぱいを吸われるとすぐに出てくる

溜まり乳のデメリット

・母乳分泌過多の兆候であり、乳腺炎になりやすい

溜まり乳から差し乳に変わることも

初産の方に多いと思うのですが、最初は産後の急激なホルモンの変化で、

母乳が大量に生産されます。

また母乳をどれだけ必要としているかどうか、まだ脳が理解していない、というのも

母乳が大量に作られる一因です。

私も産後4〜5日はおっぱいがガンガンに張って、痛くてアイスノンで冷やしたり

看護師さんにマッサージしてもらってました😥

 

こんな状態でも、授乳を続けていくと、徐々にママも赤ちゃんも慣れてきて、

一度の授乳で赤ちゃんが沢山母乳を飲めるようになったり、

ママの脳も赤ちゃんの必要な母乳量を把握できるようになってきます。

おっぱいが常に張った状態ではなくなり、必要に応じて母乳を生産する仕組みに

体が変化していくのです。

 

数日で差し乳になるママもいれば、3ヶ月頃や6ヶ月頃変化するママ、

逆に溜まり乳のまま変化しないママもいます。

ちなみに私は、記憶が定かでは無いですが、2ヶ月頃からツーンとした感覚があったので、

結構早めに差し乳になったようです( ̄^ ̄)ゞ

 

差し乳と溜まり乳とどちらが良いのか・・・

どちらにも良い面・悪い面があるので、正解はないんじゃないか、と私は思います。

私は差し乳だった訳ですが、実際母乳育児を経験してみて、幾度となく、

「母乳が溢れ出てきたらいいのにな〜」と思っていたからです。

差し乳の場合は母乳が出るまでに数分かかるため、

まだ出ないおっぱいを必死に吸っている娘の姿を見て、何度も切なくなりました。

自分のおっぱいがどちらのタイプなのかは、出産してみないと分かりません。

上手く付き合っていくしかなさそうですね😓

ある日突然母乳が出にくくなる

それは突然やってきました。

ちょうど生後6ヶ月のある日、いつも通り授乳していたのですが、

あのツーンとしたオキシトシン反射が中々起こらないことが増えました。

いつもなら娘がおっぱいを吸ってから3〜4分でオキシトシン反射が起こるのに、

その時は10分吸っても反射が起こらずに、結局母乳がほぼ出ない、

というケースが多くなりました。

当然娘のお腹は満たされないので泣きます😭

生後5ヶ月頃から離乳食は始めていましたが、まだまだお腹いっぱい食べられません💦

まだまだ母乳が中心の時期です。

不運にも娘は「哺乳瓶拒否」を起こしていたため、必然的に完母となっていました。
(本当は混合希望でしたが・・・)

どうしよう、どうしようと本当に悩みました。(結構深刻に悩むタイプです)

メンタルも崩壊してきて、涙も出てきました。

でも娘には母乳かミルクをあげなきゃいけない。

差し乳のため、母乳が出ないということは、搾乳器を使っても少ししか取れない。

こんな悩んでいる間にも、娘は母乳を欲しがります。

決断を迫られた私は、とうとうも母乳を辞める決意をしました。

母乳が出にくくなった原因

私が母乳が出なくなったのには、いくつか思い当たる原因がありました。

ストレス

一番考えられるのはストレスかな、と自分で思っています。

母乳の状態を維持するために、当時結構必死だったのを覚えています(゚o゚;;

頻回授乳は本当に大変でした。

母乳量を増やすためには、1日8〜12回の授乳が目安らしく、私はきっちり守って

いました。

また母乳の生産量が増える夜のゴールデンタイムと呼ばれる22時〜2時の間に

「必ず授乳しなきゃ!」と多分自分にプレッシャーをかけていたため、

夜眠れませんでした。

こういったことの積み重ねで、精神的にどんどん疲れてしまいました。。。

母乳ストレス、恐るべしです。

生理が再開した

直接的な原因かどうか定かではありませんが、母乳が出にくくなった頃、

ちょうど生理が再開しました。

なので一因なのかなぁ、と思っています。

「母乳をあげている間は生理は再開しない」と勝手に思っていたので、

かなりの驚きでした😰

生理になると体内のホルモンバランスが変化して母乳が出にくくなり、

生理が終わるとまた母乳量が回復する、と言われていますが、

ハッキリ言って私は回復しませんでした💦

水分不足

ママは赤ちゃんに1日約1ℓの母乳をあげています。

なので、それ以上の水分を毎日摂取しないといけません。

1ℓの水分を飲むって結構大変ですよね。

当時は気付いたら水分摂っていた気がします。

これもストレスに感じていました。

母体の冷え

母乳は血液と同じようなものです。

なので血行不良や冷えが原因で母乳が出にくくなることがあるようです。

私は冷え性なので、温かい飲み物か、常温の飲み物を飲むように心掛け、

冷たい飲み物は控えていました。

栄養不足

ママの栄養不足だと母乳が出にくくなることがあります。

母乳の主成分は血液です。授乳している最中は沢山の血液が必要となるため、

血液を作る材料となる必要栄養素を積極的に摂る必要があります。

ママが摂取したもの全てが母乳に移行していくわけではないですが、

できるだけバランスの良い食事を心掛ける必要があります。

白米が良いと耳にした私は、とにかく白米を沢山食べました。

元々そんなに白米を食べない方だったため、とても苦痛でした。

そんなにお腹が空いていない時も「食ベなさい」と誰かに脅迫されている気がして、

結構ストレスでした。

最終的にほとんど出なくなってしまった

母乳が出にくくなり、さらに悩んだ私は、どんどん追い詰められて行きました。

当然ストレスもどんどん溜まります。

母乳マッサージにも何度も通いましたが、あまり変わりませんでした。

「もうおっぱいが出ないならミルク飲ませるしかない」と腹をくくった私は、

哺乳瓶拒否だった娘に、試しに4・5ヶ月振りに哺乳瓶でミルクをあげてみました😓

 

な、なんとっ!!

娘が哺乳瓶でミルクを飲むではないですか!!!

よっぽどお腹が空いていたのでしょうか!?

あの哺乳瓶拒否はなんだったの??

と、まだ喋れない娘に何度も質問しました(笑)

 

こうして私は母乳からミルクへ完全に切り替えることにしたのです✨

 

P.S

その後、上手く行くはずがありません(^_^;)

哺乳瓶でミルクを飲まなくなります💦

この話はまた後ほど・・😅

母乳育児(完母)はもうしたくない

今の世の中、母乳育児を推奨する流れになってますよね。

私が出産した産婦人科もかなり母乳を推してきました。

確かに初乳は新生児にはとっても大事だと思います。

けれどその後については、果たして母乳育じゃないとダメでしょうか!?

 

私は終始母乳によるストレスを抱えていました。

なので、育児を心から楽しめることは正直ありませんでした。

娘はとても可愛いです!けれどそれ以上におっぱいを維持するのが大変でした。

なので、今後もし2人目を出産できた場合は、母乳とミルクを混合で育てて

いきたいと思っています(´ε` )

もしくはミルクだけでも良いです。

今のミルクは凄いですよ〜❣️母乳と同等の栄養たっぷりです。

母乳でないからと、罪悪感を持つ必要は全くないです。

それよりも、赤ちゃんと笑顔で過ごせることの方がよっぽど母子ともに幸せだし、

赤ちゃんにも良い影響を与えます✨

 

と、私は実際に経験してつくづく思います。

当時の私に言ってあげたかったな(≧∇≦)!!

 

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